本記事ではエルゴヒューマン フィットとエンジョイの徹底比較レビューを紹介します。
実物を見る前はエルゴヒューマンであれば、ベーシックモデルが個人的に良いかなと思っていたのですが、実物を見て印象が変わりました。それは、家で使う分には、エルゴヒューマンのプロやベーシックは大きすぎるなという印象でした。6畳程度の部屋で使うには大きすぎるなと。
しかし、大塚家具の店員さんのデータによれば、エルゴヒューマンのプロやベーシックとエンジョイのサイズは一緒だとのこと。
えっ、そうなの!?
エンジョイの方が小さいからいいなと思ってたんですが。プロやベーシックは後ろが無骨でデザインが重たい印象で、エンジョイのほうが軽い印象です。フィットは日本人向け(!?)
ということで、サイズの違いを見てみましょう。
エルゴヒューマンの公式HPから引用させていただいております。
なお、すべてヘッドレスト付のサイズ表記です。
モデル別(フィット、エンジョイ、ベーシック)のサイズ比較
まずは、フィットのサイズはこちら。
【エルゴヒューマン フィット】 のサイズ
次に、エンジョイのサイズ
【エルゴヒューマン エンジョイ】 の仕様
そして、ベーシックのサイズ
【エルゴヒューマン ベーシック】のサイズ
あれ、項目名が違っていて、うまく比較できない!?
ただ何となく、「ベース最大」、「キャスターベース幅」、「ベース奥行」は同じことを言っているような気がするので、表を作って比較してみますっ。
(このブログで表の作成機能がなかったので、HTMLタグの勉強しつつ汗)
エルゴヒューマン ベーシック、フィット、エンジョイのサイズ比較表
項目 | ベーシック | フィット | エンジョイ |
---|---|---|---|
ホイールベース(mm) | 655 | 610 | 660 |
横幅(mm) | 750 | 650 | 665 |
全高(mm) | 1140~1280 | 1140~1310 | 1110~1310 |
座面高(mm) | 465~555 | 455~545 | 465~555 |
こうしてみると、フィットが一番スリムだということが一目瞭然ですね(パチパチ)。ベーシックとエンジョイのサイズ感も微妙に違っておりますね。
フィットで、キャスターベース幅が610mmに対して、エンジョイがベース奥行き:660mm(最大)とあるので、これが同じことを指しているのであれば、フィットの方が5センチほど、エンジョイより小さいということになります(キャスターベース幅なんて可動するようなものでもないので、ベース奥行きの(最大)って何って感じはするけど)。
→しかし、その後WORKAHOLICさんでもらったフィットのパンフレットによれば、フィットの横幅は650mmとなっていたので、エンジョイとの差は15mm(フィットの方が15mm狭い)です。
重さはどれも24.5kg~26kg程度ありますが、フィットが一番軽く、次いでエンジョイ、ベーシックの順となっており、サイズ感と重さの大きさは比例していますね。
ホームオフィスに使うチェアとしてはサイズがスリムなフィットに一票ですね。
【機能面の違い】
続いて、フィットとエンジョイの機能面の違いを見ていきます。
【エルゴヒューマン フィット】 の機能
続いて、こちらはエンジョイの機能
【エルゴヒューマン エンジョイ】 の機能
エルゴヒューマン フィットとエンジョイの機能比較一覧
機能 | フィット | エンジョイ | 補足 |
---|---|---|---|
ヘッドレスト | 〇 +前後調整 |
〇 | エンジョイにはヘッドレストが取り外して利用可能という表記がない。 |
バックレスト&ランバーサポート | 〇 独立型でフレキシブル |
〇 一体式 |
フィットはバックレストとランバーサポートが独立しており、それぞれ肩と腰の動きに合わせそれぞれフレキシブルに稼働 |
アームレスト | 〇 |
〇 |
調整機能(高さ&角度&前後左右スライド調整)は同一 |
座面奥行調整&昇降機能 | 〇 |
〇 |
調整機能は同一 |
その他 | 座面奥行・昇降・リクライニング調整用レバーやリクライニングテンション調整機能は同一 | ||
参考価格 | 87,780円 | 71,280円 | 価格差16,500円 |
※参考価格は2020年7月時点での実販売価格を参照。価格は店舗により異なります。
機能面では、価格差に表れているように、フィットの方が多機能となっております。
エルゴヒューマンの売りである、独立したランバーサポートも備えたフィットは機能面でもエンジョイを一歩リードしています。
カラーリングの展開
商品のカラーリングの展開を比較してみていきましょう。
以下の通り、カラー展開はエンジョイの方が広いですね。
エンジョイは座面メッシュだけですが、フィットは座面メッシュと座面クッションの2種類があります。
個人的には、カラーはネイビーで、座面はクッションが良かったのですが、座面クッションのネイビーがないのが残念であります。黒の座面クッションかなぁ。座面クッションの落ち着いたカラー展開が黒以外にも欲しいところであります。
【エルゴヒューマン フィット】 のカラー展開
【エルゴヒューマン エンジョイ】 のカラー展開
【結論】
フィットはエンジョイに比べて、機能面でヘッドレストの前後調整機能やバックレストとランバーサポートの快適性で優れており、また、サイズ面でも若干スリムです。個人的にエルゴヒューマンのチェアは他ブランドの製品と比べると大きめの印象なので、エルゴヒューマンの中ではフィットが個人的にはおススメです。また、座面はメッシュよりクッションの方が好みの方は、フィット一択となります。
エンジョイは、好みのカラーリングや予算に応じてオフィスなどに複数台導入するといった場合に良さそうです。
ちなみに、どちらもヘッドレストなしのモデルも販売されております。
さらに、フィットにはオットマン付きモデル(ワーカホリック店限定)もあるようです。これも気になります。
ぜひ、素敵なチェアを見つけて下さい。では、今回の記事はここまで~。
(2021/7/20追記)
ついに、熟考の末、筆者はこちらのオットマン付きモデル(3Dブラック・クッション座)を購入しましたー。すこぶる快適ー。こちらの実際に使ってみた感想はいつか公開しようとおもいますー
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